2010年9月2日木曜日

部屋の音は変化する - 9 さて音は? - 2



スピーカ搬入を搬入したのは2008年6月11日、店の開店予定は7月17日です。このひどい音が開店迄に何とかなるか心配でした。部屋の音そのものを短期間で改善する方法は無い様です。過去の経験からすると、新築の部屋の音は楽器、スピーカと同じようにしばらくは使いながらエージングをしていく外なさそうです。 新築の部屋は音だけではなく、塗装の色等もこなれていなく、落ち着いた雰囲気になるにはしばらく時間がかかります。

短気を起こして新しい部屋をいじり出すと何が何だか分からなくなりますので、友人や、お世話になった方々から開店祝いは何が良いかと聞かれていたので、皆さんに観葉植物をお願いし、かなりの数を部屋のあちこちに置くことにしました。

スピーカをコーナーに設置した状態ではあまりにひどい音なので家具、壁を飾る絵、観葉植物、レジ、コーヒー挽き、食器、レコード等の雑貨が入り、何も無い状態より多少は部屋の音が落ち着いたところで、7月の初めに(スピーカの搬入から約三週間後)信頼のおけるオーディオ仲間の応援を得て、当面のベストのスピーカ設置位置を探しました。

写真では良く分かりませんが、スピーカを壁面から1m弱前に出し、左右の壁からも0.5m程離し、正面に向けて(オートグラフは本来コーナーに設置しますので、スピーカは45°内側を無向けて設置するのが設計者の意図の様ですが--- もっともオートグラフが設計させれた時点では音源はモノラルでしたので、そういうわけでもないかもしれませんが)設置したところがベストポジションということになりました。

新筑後一カ月で部屋の中での会話も当初よりはかなり心地よく聞こえるようになりましたし、オーディオの音の方も写真のスピーカの位置で我慢できる程度になってきましたが、オートグラフ独特の軽く、明瞭な低音が聴こえるところまではいきません。

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