2010年8月25日水曜日
部屋の音は変化する - 8 さて音は? - 1
さて、建物が完成した直後の部屋で会話をしてみました。会話が明瞭に聞こえません。 どのよう聴こえるかというと、スチール製の折りたたみ式の椅子が置いてある安普請のビルの会議室で会議をしているようです-相手の発言も自分の声も不明瞭であり、心理的にも良い気分がしない-つまり最悪です。
ピアノ、スピーカを設置して、ピアノを鳴らしてみました。防音はほぼ完ぺき、思いっきり弾いても屋外への音漏れはほとんどありません。 しかしながら響きは最悪です。
ピアノの響きが最悪なのですから、音源自体に残響音(残響またはリバーブされた音 - リバーブレーター :残響効果を各種デバイスやデジタルシグナルプロセッサによる演算処理で再現し、音声などへ加味する機能を持ったエフェクター及び音響機器で加工した音源)を含むオーディオの再生で良い音がするはずがありません。
スピーカの為に特に用意したコーナーにオートグラフ・ミレニアムを設置して(上の写真)、こうなったらやけくそ、というわけでもありませんが、私が気に入っていて、聴きなれた音源で比較的残響音を多く含む(加工された?)音源である写真の STREETS I HAVE WORKED - BERAFONTE ( 米国 RCA盤 )を聴いてみましたが、不明瞭で不愉快な音です-評論に値しません。
スピーカ、アンプ等の音響機器は自宅で使っていたものですから、最悪の音となる原因は部屋ということになります。
さー、どうするか というのが今回の連載の主題です。
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