2011年6月23日木曜日

LCRフォノイコライザ採用プリについて:イコライザ・ブロック実装 - 6






上の写真はイコライザ・ブロックを入力端子、アース端子の側から撮影したものです。真ん中は組み立て後の写真、一番下はアンプを組んだ後の入力端子、アース端子の写真です。

お分かりのとおり、独立したイコライザ・ブロックをアンプのケースに組み込んでいます。
この方式ですと、入力部の配線、アースの引きまわしもブロックの中で最適化できるため、ブロック単体で得られた(調整された)特性を損なうことなく実装することが可能となり、メンテナンスの際もブロック単体を取り出しての作業が可能となります。

我々アマチアがアンプを製作した場合は、大抵の場合、全ての回路がアンプ内でつながってしまい、測定値、聴いた感じに不具合が生じても、どこから手をつけて良いか分からなくなり、パニックになってしまい、いったん組み立てたアンプを分解することが困難になってしまうことが多いので、この実装方式は大変参考になるものと思います。

このプリと同じ回路のプリ(使用部品等異なる処があります)が上田氏によりMJ無線と実験 2011年6月号 (5月10日発売)に発表されておりますので、ご参考いただければ幸いです。

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