2009年12月25日金曜日

EL156PP 60Wx2 UL Power Amp (3)






EL156PP 60Wx2 UL Power Ampの上田順筰氏による測定結果です。
ご覧のとおり、最大出力は60W (1Kz 5% Dis.)、歪特性は40Wまで0.2%以下、最良点では0.006%を得ています。周波数特性は10Hz~100KHzで偏差1dB以下という大変素晴らしい特性になっております。

2009年7月21日火曜日付けの本ブログの ”オートグラフ・ミレニアムについて - 1 ”にて紹介させていただいた通り、オートグラフのオリジナルのカタログには - システムの能率は非常に高く、大きなリビングルームでの使用でも3ワット(ピーク)以上の出力を必要としません。- との記載がありますので、当店での使用では歪 0.03%以下程度のところで使用していることになります。

高能率スピーカを使用する際には特にノイズの低い電気系統(アンプ、システムセレクター等すべて)が必要になりますが、このメインアンプのノイズは歪率特性の測定結果に表の上に記載されているとおり大変低く(GAIN=32dB Noise=0.47mV リニア  115μV Aカーブ)、スピーカのそばに耳を寄せてもノイズは全く聞こえません。

DFは10.5です。

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